私がオススメしました!(H.I さん:男性)
商店街に昔からあるので顔見知りな気軽さが心地いいお店。季節の旬を感じる手の込んだ料理に合う日本酒をアドバイスしてもらえるので、大切な人をお連れしても喜ばれますよ。
【TIPS!】
女性三代がのれんを受け継ぐ、細やかな心配りが愛おしい “女性三代の物語” 。
今の女将のお母さまが創業しこの地で63年の歴史を持つ老舗料理屋は、まちの発展だけでなく日本全体が高度成長に沸く変遷を見つめ続けてきました。常連さんたちと長い歳月をかけて築かれた絆は深く、お店で出会ったお客様同士がご夫婦になり子どもさんや親御さんとお食事にいらっしゃるなど、たくさんの思い出が今も生きています。「古き佳き時代の新城」 を今に伝えつつ進化を重ねる 「おばら」 です。
左:人気メニューの一つ、卵でとじる「豆腐ステーキ」など家庭的な料理も魅力 / 右: 女性ならではと言うべきか、ぱっと花のある清潔感が漂います
【TIPS!】
日々の疲れがやさしく癒えていくやすらぎと滋味深い味わいがもたらすくつろぎ
「今日のごはんは何かな?」と夕餉を心待ちにするような、毎日異なるメニューは味も素材も折り紙つき。魚はすべて女将が築地から仕入れた選りすぐりのみ、野菜は地元産のなるべく自然農業で栽培されたものを若女将が仕入れています。創意工夫を凝らし「少しでもおいしいものを」という心がこもった料理は滋味深く、心も体も喜ぶのが感じられるはず。
【TIPS!】
若女将は利き酒師。決して前に出すぎず、お料理を楽しむためのガイドとして
うんちくを語ってお酒をおすすめするのではなく、お客様の居心地の良さを損なわないようにしながら、お料理と相性の良いお酒をご提案するのが若女将のスタイル。同じ蔵でも季節によって味が違うため、その時々のお食事に合う日本酒を教えてくれます。旬の味覚も2週間ごとに味わいの変化があり、その繊細な味覚を共に引き立て合うお酒で満ち足りたひとときを過ごせます。
左:好きなお料理を注文して、それに合うお酒を選んでいただくのも良し / 右:かきの串焼きや赤なまこの酢の物、ほうれんそうのごまあえ、鶏ささみと小松菜のピーナツあえ。しみじみと口福
編集部コメント
たくさんのお店にお邪魔してきましたが「女性らしさ」というのはこういうことなのかも…。と思うほど、華やぎと繊細さが絶妙な雰囲気です。丁寧で細やかな仕事が生きるお料理やそれを引きてるお酒など、初めての方も歓迎なので躊躇せずのれんをくぐってみてほしいです。
季節料理 おばら川崎市中原区上新城 2-3-18
TEL : 044-766-8407
営業時間
17:00~24:00
定休日:日曜・祝日
Facebook : https://www.facebook.com/obara.sake/